【OXYMORON】

悠々として急げ ※このブログはプロモーションを含みます

リアルなクララになった話。

連休前にめまいが起きた。

起き上がることも出来ない

薬も効かない

絶望感でいっぱいになる

 

友達から仕事に対して考えが甘いといわれ

死にたくなった

生きる気力がなくなったとメールして

睡眠薬を多めに飲んでしまった

 

爆睡しただけだった💦

それだけで済んだ

 

ところが、歩けなくなった

これは昔で言うところのヒステリー

転換性障害というらしい

まだ診断はつかないけど

 

甘えが身体に出たらしい

リアルなクララになったんだよね

 

これ、どのくらいで治るのかなあ

しばらくかかるのなら退職しないといけないかな

 

転換性障害はやりたくないことの部位に出るらしく

そういえば以前は祖母が亡くなった時に

主人に怒られて声が出なくなった

 

今回は会社に行きたくないのが

身体に出たんだろう  

 

全く厨二病だな

適応障害、ふたたび?

数日前からめまいと体調不良が出始めた。

薬を飲んでも良くならない。

こんな酷いめまいは久々だった。

 

次の日、海を見に行くつもりだったから

余計に焦ったし、何でこんな時に…と落ち込む。

 

非常に不安になり、

オンラインでカウンセリングをして

いくらか持ち直した。

 

原因はいくつか考えられた。

・仕事が新しくなった

・試験をまた受ける

・ドラマや映画でメランコリックになった

 

試験と部長の事が繋がっている。

いつもそんな事しないのに、

試験の時に限って部長が頑張ってくださいと

メールをくれた。

 

すごく嬉しかった。

そして自信があったのに、試験に落ちた。

一緒に受けた部長の部の彼女が

班のみんなに祝福されていた。

ものすごい劣等感と敗北感だった。

 

それから、試験のたびに

試験勉強をするたびに

気持ち悪くなり、体調不良を起こした。

 

やっと回復し、復職したら

またすぐ試験を受ける羽目になった。

会社の規則だから仕方ない。

もう試験受けさせるんですか?

と主治医とカウンセラーに驚かれた。

 

まだ時期早々だから、

模試程度に思ってくださいと医師に言われた。

 

また体調不良し始めた。つらい。

 

部長が、たまたま社用口で会ったら

ひどく驚いて一歩後ろに下がった。

「そんなに驚かないでくださいよ」と

つい言ってしまった。

 

その次の日、エレベーターから降りたら

部長がいた。じっと顔を見たら心臓がドキッとした。「おはようございます」と部長が言った。

おはようございます、と言って、

振り返らず歩いていった。

 

もう戻れない昔の写真を

iPhoneのアプリがたまに呼び起こして

こんな事がありましたよ、と見せてくる。

 

昔の仲良かった頃の写真がたくさん出てくる。

どこの分岐で間違えたんだろう?

間違えた、のか?

元々うまくいくはずがない関係だった。

いろんなすれ違いがありすぎた。

 

楽しそうな様子を見るたび泣けてきた。

後は老いるばかりの私たちに

この先何もないのだろう…

 

そこを克服したい限り、

気持ちに折り合いをつけない限り

真の回復はないのかもしれない。

 

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「ドライブ・マイ・カー」を読んだ?と彼に聞かれた

 

 

しばらく本が読めなかった。

精神疾患の酷かった時は、本がともかく無理。

漫画もセリフの多いものは無理だった。

映画とアニメはどうにか観られたのが救いだった。

 

彼から「女のいない男たち」なら短編だから

読めるんじゃないかと言われたけど、

本が読めなかった時は無理だった。

 

彼とはもう20数年の付き合いになる。

お互い村上春樹が好きで、彼は山羊座のO型。

彼は結婚していて、お子さんはいない。

少し前に会社を畳んで、転職した。

 

私には子どもがいるから、なかなか本を読む時間や

映画やアニメを観る時間は限られている。

彼とは時間の使い方が違うのだ。

 

彼は「騎士団長殺し」は読んだ?と

まず聞いてきた。もちろん読めない。

なんたって文字が入ってこない。

 

最近、「女のいない男たち」の一遍、

「ドライブ・マイ・カー」が映画化した。

原作は短編だが、随分長い映画らしく、

主演の西島秀俊さんも好きだし、

車にサーブが使用されているのが魅力的だったけど、

やはりあまりの長さ(3時間近く?)

がネックだった。

 

サーブには思い出がある。

昔のドラマのエンディングで、

E・クラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」

をBGMに夕暮れの湾岸線を走るのがあった。

 

私はお台場の景色が好きで

ゆりかもめに乗って観る景色でも

夕暮れのレインボーブリッジを走る景色が

特に好きだった。

クラプトンも大好きだから、

そのシーンに憧れていた。

 

サーブに乗ってた昔の男友達が、

「ワンダフル・トゥナイト」を掛けながら

湾岸を走ってくれた。夢のようだった。

彼はデートのつもりだったみたいけど

私はどうしても友人から先に進めなかった。

 

タラレバを考えたらキリがない。

 

村上春樹が好きな彼とはたまに寝る。

相性もよい。一緒にいるとホッとする。

もう、お互いがお互いの1ピースみたいな感じ。

 

精神疾患の症状が安定したせいか

「ドライブ・マイ・カー」が

何とか読めるようになった。

 

彼が読んだか?と勧める理由は

ひょっとしたら何かの答え合わせなのか?

と思った。

 

読んでない方もいるだろうから、

あらすじは書かないけれど、

読後はアドラー的な印象だった。

 

自分に折り合いをつける。

彼は落ち込みやすく、考えがちな私に

それを伝えたかったのかもしれない。

 

私にとっての「寝る理由」は

小説とは違うところにあるような気がする。

 

 

 

 

 

未来の分岐

久々にドラえもんを見ていて思った事。

未来には分岐がある。

のび太の結婚にしても

①しずかちゃんと結婚する未来

ジャイ子と結婚する未来

があるわけで。

 

ドラえもんの中では①があたかも正確な様に

そちらの未来を選ぶべく奮闘する訳だけれども

ひょっとして、しずかちゃんが酷い浪費家で

出来杉君が忘れられなくて

不倫しちゃうかもしれないし(笑)

 

正確でないはずの②が、ジャイ子が家庭的で

子煩悩ないいお母さんで、幸せな人生を送れる

(実はこれ、かなりアリなんじゃないかと思う)

って未来だって事もあり得る訳だ。

 

未来の分岐が①と②だけでなく、

更なるバリエーションもありうる訳で。

その辺はSFで語り尽くされたロジックかも。

 

何でそんな事考えたかというと。

 

今、異動して全く別の仕事をしていて。

身体壊して、休職して、そんな過去の出来事で

何だか自分が未来のバリエーションの

こんなところにいるなんて、

想像もしなかったということ。

 

シュタインズゲート」みたいに、

何度もやり直した結果

この未来?みたいな気持ちが浮かんでしまう。

 

まるで自分の周りの登場人物が

顔を知っていて仲良くしていたはずなのに

違う時間軸に来たから、皆知らない人みたいな。

 

最近はそんな感覚しか覚えないほど

時間が経つと人間って変わってしまうんだなと。

 

自分が戻りたかった場所はここなの?と

哀しくなる事が多い。

 

最近ハマったもの〜「チェンソーマン」「ポルノグラファー」

最近、面白くて一気に読んだもの、

見たものがあるのでご紹介します。

 

・「チェンソーマン」

息子から面白いとずっと言われ続けてきた漫画。

私の好きな弐瓶勉先生の「アバラ」が

影響しているとかいないとか…

(違っていたらごめんなさい)

 

なんと全話ジャンプ+で1日で完読(笑)

見開きの絵の迫力と画力抜群だと思いました。

あれがMAPPAさんの絵で動く日が本当に楽しみ。

 

・「ポルノグラファー」

本当に偶然、WOWOWで放送していたのを観て

(劇場版の再放送)結局FODに入会し、

全て観てしまった…(笑)

 

そしてKindleで原作も全て読んでしまった(爆)

 

原作が私が書評で気になって読んでいた

「オメガ・メガエラ」の

丸木戸マキ先生だったのも納得。

 

BLという枠だけでなく、

人間ドラマも描かれているので

私は号泣しながら観てました。

 

竹財くんがこんな役をやるんだなあと、

特撮好きにはたまりませんでした。

(何故かキャストも特撮経験者が多い)

 

人間ドラマがきちんとしていて、

なおかつラブシーンがめちゃくちゃ淫らで綺麗。

セリフを言う声のトーンもたまらない。

映像が美しい。

この監督は本当に上手いと思いました。

 

私の敬愛する団鬼六先生を彷彿とさせる

師匠が出てくるのもまた好きなところかなあ。

 

しばらく書いていないけど、

何か書きたいと思わせる

人生変えちゃうようなセリフが秀逸。

丸木戸先生は本当に素晴らしいです。

 

幾つになっても、

ハマって一気に見られるものがあるって

幸せなことだと思います。

寄ってくる人 離れる人

ひと月ほど前に、体調を崩して

主治医と相談し、ダメ元で診断書を出して会社の人事と話し合った。

今の職場で2回休職しているため、異動を願い出た。

もちろん、主治医に無理を言って書いてもらった訳ではなく

病状を見た上で休職にされないために出してみましょうか。との判断。

 


人事は新しい職場のストレスが強いと難色を示したが

結果的には根回しをしてくれて、異動できることになった。

 


前の部署の部長は数人ずつ役付社員を呼び出し、

私の異動前に何を話したのか。

いなくなってから「〇〇さん(私の名前)あっちで評判いいんですかねえ」

と話していたそうな。

 


異動先では初めての仕事だが、ものすごく配慮してくれて

気持ち悪いくらい(笑)一体何が起きているのか?と思うくらい。

毎日、大変だけど少しずつ慣れてくれたらいいから、といてくれる。

優しい家庭教師のお姉さんに見てもらいながら、算数のドリルを解いているような感じ。

 


ところが、異動した途端にそれまで仲良くしていた人が

急に冷たくなって、シカトしてきた。

それまでは増していた人が、無視。

私がいなくなった途端に席替えをする、例の彼。

私の方はやっと視界から彼が消えてほっとしたのに、また視界に入るように。

向かい合わせでないだけまだマシだし、彼女が隣でないのでまたほっとして…

 


同じ班になった人たちが、色々気遣いしてくれて返って気を遣ってしまったり。

前の部の人が話仕掛けに来てくれたり。

 


こういう時にそばにいてくれる人は信用していい気がする。

 


そしてボディーブローみたいにジワジワきているのが

担当カウンセラーの退職。

この時期にキツい。どうしよう。

 

手放す、は難しいのか

「諦める」とか「手放す」ができれば、もう少し人生楽になるはずだ。

すぐ疲れてしまう今の私には、それがなかなか難しい。

 

薬物性の躁鬱なのか、知覚過敏(おそらくは今流行り?のHSP)になって、やたら疲れてしまう。

物音、匂い、感覚的なものがやたら気になる。

新しく追加された薬が合わなかったようで、やたら疲れと落ち込みが来てしまった。

 

とりわけ妄想?や集中力に影響が出ている。

つまらないミスを繰り返す。うまく話したり説明が出来ない、イライラする。

 

1番ツライのが、好きだった人が嬉しそうに私の同僚の女性に話しかけて、笑っているときだ。

好きの気持ちを手放すのは難しい。

変な妄想に取り憑かれ、やっと忘れたはずの古傷が疼いてしまう。

 

やはり自分は頭がおかしいんじゃないかと思いながら、いろんな妄想や取り憑かれた考えを別の事柄に変換できないか考える。

 

好き、の気持ちの変換は難しい。

それは沸き立つ感情だから。

 

もう、勝手に彼女に託した。

支えてあげてくださいと。

見守る、祈る、それだけにする。

なんの見返りを求めない。

 

それが、私にできる「愛する」なんだと

無理矢理納得させるしかない。

 

わざわざ話しかけにいくのを、

楽しそうに話しているのを見ると

やはり泣きそうになる。

やっぱツライわ、フラれたほうは…

それとも、ずっと私の片想いだったのかもしれない。

 

振り返って、幸せな時間を過ごせただけでも

ありがたいと思いたい。

 

好き、を手放さなくていいんだろうから

見返りを求める、を手放すしかない。

それって難しいですね…