【OXYMORON】

悠々として急げ

寄ってくる人 離れる人

ひと月ほど前に、体調を崩して

主治医と相談し、ダメ元で診断書を出して会社の人事と話し合った。

今の職場で2回休職しているため、異動を願い出た。

もちろん、主治医に無理を言って書いてもらった訳ではなく

病状を見た上で休職にされないために出してみましょうか。との判断。

 


人事は新しい職場のストレスが強いと難色を示したが

結果的には根回しをしてくれて、異動できることになった。

 


前の部署の部長は数人ずつ役付社員を呼び出し、

私の異動前に何を話したのか。

いなくなってから「〇〇さん(私の名前)あっちで評判いいんですかねえ」

と話していたそうな。

 


異動先では初めての仕事だが、ものすごく配慮してくれて

気持ち悪いくらい(笑)一体何が起きているのか?と思うくらい。

毎日、大変だけど少しずつ慣れてくれたらいいから、といてくれる。

優しい家庭教師のお姉さんに見てもらいながら、算数のドリルを解いているような感じ。

 


ところが、異動した途端にそれまで仲良くしていた人が

急に冷たくなって、シカトしてきた。

それまでは増していた人が、無視。

私がいなくなった途端に席替えをする、例の彼。

私の方はやっと視界から彼が消えてほっとしたのに、また視界に入るように。

向かい合わせでないだけまだマシだし、彼女が隣でないのでまたほっとして…

 


同じ班になった人たちが、色々気遣いしてくれて返って気を遣ってしまったり。

前の部の人が話仕掛けに来てくれたり。

 


こういう時にそばにいてくれる人は信用していい気がする。

 


そしてボディーブローみたいにジワジワきているのが

担当カウンセラーの退職。

この時期にキツい。どうしよう。