【OXYMORON】

悠々として急げ ※このブログはプロモーションを含みます

自分軸で生きていく

会社から給料の振込があった

金額や福利厚生を考えたら

何で働けないんだろうって

悔しくて涙が出た

 

そもそも正社員になって

収入を上げなければならない理由は

主人の収入が上がらないからだった

 

会社員に向いてない私が

それでも頑張って収入を3倍にした

昇進だってしたかった

 

しかし機能不全な男と付き合って

部内のゴタゴタを変な正義感で訴えて

結局自分がたくさん傷ついた

精神を病んでしまった

 

主人は「いつも損ばかりしてる」とか

復職にも猛反対だったけど

「しばらくは傷病手当とか失業手当で

なんとかなるでしょ?」とか言った

 

生活費は全て私が出していた

主人の給料から出せなかったからだ

多分その事も知らない

知らないか知らん顔をしているのだ

 

ボーナスで壊れかけの冷蔵庫を買い替え

家族で旅行に行く代金も私が出した

新しい家に引っ越す費用も

親に頼み込んで借りたり

お金の工面は全部と言っていいほど 

私がしなくてはいけなかった

 

主人の父は働かない人だったから

機能不全の家庭に育ったのだろう

仕事がいつも優先で私や家庭の事は

2の次だった

 

私はいつも体調が悪く寝込んでばかりいた

心休まったことなんかあったのだろうか

 

離婚したいといえば、長男に辞めてくれと言われた

何もかも自分軸でなんてやってこれなかった

 

私は会社を定年退職したら

子どもの手も離れるし

美大に入り直して絵の事だけ考えて

いろいろな勉強をしようと思っていた

その時主人とは別居するつもりだった

 

退職することでそのささいな夢も消えてしまう

何もかも失ってしまうような気がした

 

主人は「バイトでレジ打ちでも何でもいいだろ」

「会社員向いてないんだから」と言った。

 

私はふざけるなと言った。

私をのんびり療養させる気もないのか。

向いてない会社員を身体壊してまで

頑張ったのは冷蔵庫を買い替えるお金も稼げない 

家族で旅行にいくお金も休みみない

ただ目の前の仕事しかみてないあなたのせいだ

 

私は家族のために頑張った

それも認めず 仕事も変えず

やり方をずっと変えないあなたのせいだ

 

もう他所で働く気はないというと

ひとりで何ができるんだ?という

 

今まで1人でなんだってやってきたよ

何だってできるよと思って泣いた

 

何だってやって稼いで絶対離婚して

自由になって自分の人生を取り戻そうと

改めて思った

 

 

 

退職についてまだ躊躇する

会社を退職したいと思いつつ、

どこかで悩んでいるというか

最後の一歩が踏み出せないでいる 

 

弁護士さんに丸投げしたのに

会社から連絡がないそうで

今日打ち合わせしたのだが

退職の意思を会社に伝えていなかった

 

私が退職したい旨を伝えていいのか?

というそもそもの問題を突きつけられて

また身体中が鉛のように重くなった

 

また無理したら次は本当に自死してしまうかも

あんな会社とは縁を切りたいのに

近い将来の不安や社会的な地位を失う恐怖 

年齢的な金銭的な問題…

今考えても仕方ない事が頭をよぎる

 

ふと思う

私は負けたくなかったのだ

精神疾患でも薬飲んでも

ちゃんと働けるし

普通に生活出来るって

 

「病気でも

働けて 我慢して 戦って 

勝てることを証明して見せたかった」

この言葉を見て 腑に落ちた

 

退職の手続きをしないと

おそらく病気も良くならないし

先に進めないと思う 

 

つまらないプライドなんか捨てて

前を向かないと

「すばらしき世界」に見るこの世の生きづらさ

日本アカデミー賞でも注目されている

「すばらしき世界」

 

西川美和監督が原作に惚れ込んで、映画化した作品

あまりにも映画が面白くて、短期間に3回見て原作も読んだ

 

原作は佐木隆三の「身分帳」

実際のモデルを元に書かれている

 

役所広司演じる受刑者は出所してから

生活保護を受けることに心苦しさを感じ

刑務所で覚えた技術と 昔の勘で運転免許を取り

運転手として生計が立てられないかと試行錯誤する。

 

その様子をドキュメントとして取材するテレビマン

後見人の弁護士夫妻、ハローワークの職員、

民生委員のスーパー店長に見守られ

自分と葛藤しながら ようやく世界との接点が見いだせたときに

ある事件が起こってしまう。

 

 

自分は精神疾患で休職していたが

娑婆に戻った受刑者のように

同じであったはずの世界が一変したような感覚に襲われた

 

それは闘病している自分の内面のせいかもしれないし

実際世界がコロナ禍でかわってしまったのかもしれないし

過去のどこかの時間軸が分岐してしまったのか

とても生きづらい世界に感じる

 

生きづらさの中で考えて 感じて 

どうしたらより自分らしくいられるか

社会と自分とどう折り合いをつけていくか

そんなことを感じた作品

 

すばらしき世界

 

 

「ドライブ・マイ・カー」がひょっとしたらひょっとするかもな話

 

村上春樹の短編集「女のいない男たち」の一遍

「ドライブ・マイ・カー」が映画化されて

ひょっとしたら米アカデミー賞をとるかもしれないとのこと。

 

村上春樹原作の映画で

一番いい出来だと個人的に思うのは

トニー滝谷」なんだけど、それを超えるのか?

 

映画館で観たいけれど、なんといっても短編なのに

映画は3時間に及ぶ長編作品。

閉所や暗所が苦手で、今は不安障害もでているから

3時間ずっと座っていられる自信がなかった。

 

配信されるまで待とうかなと思っていたら

U-NEXTで有料だけど配信されてるのを見つけた

家なら何とか観られるだろう。

 

精神疾患でも映画は好きだし、配信はとてもありがたいと思う。

 

見始めたら、いきなりセンシティブなシーン。

西島秀俊ってなんで50すぎてもこんなにきれいな体で

色気が漂っているのだろう。

この女優さん、なんてウエストがきれいなんだろう

おんなじ女性なのになあ、なんて思う(笑)

 

短編小説が長編映画にになっている訳は

小説内よりチェーホフの戯曲が劇中劇となって上演される過程と

それを取り巻く人物たちが深く描かれていること。

チェーホフを多言語、しかも手話までいれて上演するなんて

私でも実際に見てみたい芝居だと思う。

 

少しシェード掛かった映像の中で

淡々とセリフが語られ、登場人物にとっての再生が描かれる。

これは海外向けに作られているなあと思った。

 

村上春樹原作の映画化は海外の監督が何人か行っているけれど

日本人監督なのに、海外のにおいがする作品だなと。

海外の人が見た日本の風景を感じる。

 

だから海外でうけるし、賞もとれるし、オスカー候補になる。

日本映画ってもっと海外の人に向けて作ってほしいなあと思う。

興行収益はもちろん大事だけど、世界に見てもらえる作品を。

 

「ドライブ・マイ・カー」はひょっとしたらひょっとするかも。

ドルビーシアターにもどっと来る3/27のアカデミー賞が楽しみです。

 

そういえば今夜は日本アカデミー賞ですね。

 

孤狼の血LEVEL2」の鈴木亮平さん、白石監督

「ドライブマイカー」の滝口監督、三浦透子さん

「すばらしき世界」の役所さん、西川監督

「シンヱヴァンゲリオン劇場版」の庵野監督

「竜とそばかすの姫」のUこと中村佳穂さん

 

期待大ですね!

 

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版

女のいない男たち (文春文庫)

 

 

 

昔のヲトコの写真がちらついても、な話

相変わらず歩きづらい状態が続く

足に力が入りにくいというか

ふるえるというか 足元がおぼつかない

 

それでも今日は日中暖かく

我が家の小さい庭で水やりをし

咲き始めた沈丁花の香りに春を感じて

朝から鼻が詰まり花粉症本番を感じて

表のメダカの水槽の掃除をした

 

近所のおばちゃんが声かけてくれて

メダカネットで売りなよ、という

うちの庭が水槽だらけになったら

ネット販売始めたと思ってよ、と笑った

 

そういえば最近笑ってないなあと思う

R-1見ても笑えなかったし

(これは別の理由か?)

映画やアニメも笑えない話を選んでる

 

チェンソーマン」が面白すぎて泣ける

どうもゾンビと宇宙人は苦手だけど

ダークホラーとスプラッタは好きなようだ

 

会社でも復帰してから

誰とも話さなくなり 笑わなくなったな

周りも私も変わってしまったんだろう

 

 

弁護士さんから連絡が来て

委任状を会社に送ったのに何の反応もないそうだ

終末通院なのだが診断書の期限が切れるので

送付するか確認した

 

歩けない原因はおそらくメンタルだろうけど

一度脳の検査しないと

病名を変えられないらしい

MRI苦手なんだよね…今日中に判断しないと

 

 

そんな折に昔のヲトコの写真が

やたらとスマホのアルバムの振り返り機能?

で出てくるのだ

日にちとかから呼び戻すんだろう

 

今 彼は目がかなり見えないようで

体調も相変わらず良くないみたいだ

飲みに行く事もコロナ禍じゃ難しいだろうし

この先関わる事は

会社を辞めたらなくなると思う

 

前なら悲しくてわんわん泣いていたけど

今は懐かしいし 

いろんなことがあったけど

楽しい思い出をありがとうって

思えるようになった

 

最後に会ったときに誘われた

野球観戦行けばよかったな

大音響のブラスバンドの演奏聴きながら

一緒に応援したら楽しかっただろう

 

きっと手放して諦められたんだなあと思う

手放すこと 諦めることは

決してマイナスな意味合いじゃない

前に進むきっかけだ

 

体調が良くなり ちゃんと退職できたら

また一つ手放して諦められると思う

 

1年前PC買ったのに、iPad買ったのに、な話

デジタル絵が描きたくて

折りたたんでタブレットにもなる

ノートPCを買ったのに

 

コロナ禍で長男の大学の授業が

ほぼオンラインになってしまい

仕方なくノートPCを貸した

 

しかしほぼ彼専用機…

 

仕方なくiPad Airとアッポーペンで 

お絵描きを楽しんでいる

 

しかし人とは欲張りなもので

またブログやら書きたくなるのだ

Twitterもまた1からやり直している

 

何となくパターンはつかめてきたけど

一時的流行った(今も?)clubhouseみたいに

Speace機能で話せるようになんなんて

コロナ禍では素晴らしい機能だし

実際いろいろな学びを得ている

 

またブログ書いたりしたくなり

PCが欲しくなる 本末転倒である

中古PC探してみようかな、とか

思い始めてしまった

 

しかし以前は何とかできていた

HP制作とか出来るかなあ

やりたいことはたくさんある

あとはPCを探すだけ…だったりして(笑)

 

AND JUST LIKE THAT…がやはり年月を感じさせた話

HBOの大人気ドラマだった「SEX AND THE CITY」の続編が

出来たと聞いて、ドはまりしていたので、やっぱり見たくてU-NEXT契約した。

 

1話目からサマンサ不在で、ちゃんと話の中でもけんかして不在になっている!

この辺、製作者側のあざとさを感じましたね。

何年たっても、素敵なファッションでカッコイイカフェでランチしてる。

こういうところは変わらない。

 

ミランダがきれいな赤髪をやめて、グレイヘアのままでいることに

シャーロットはお気に召さないようで…

この方、いつまでも周りを気にするし、少女的な部分を持ち合わせていますね。

 

1話目では我らがミスタービッグが突然死してしまうという大事件が…

仲睦まじく食事を作って、旅行の計画もたてていたのに

突然亡くなってしまうなんて…

 

それからあの保守的なシャーロットの娘がジェンダ―フリ-な宣言をしたり、

ミランダが弁護士を辞めて、学生になって、女性の彼女ができて離婚したり…

(この辺は現実の人物像に合わせた感じですが、ちょっと唐突な展開)

 

脚本が時代に追いつこうとしているのに、なんか無理がある。

キャリーがファッション以外は、保守的になっているのは

結婚したからかな。年齢的なものなのかな。

 

昔どはまりした海外ドラマなので、やはり後日談は面白いです。

昔のドラマも見たくなるし、思わせぶりに終わった最終話に

シーズン2があるのかな、って制作側の意図みたいなもの?は感じました。

 

U-NEXTでしか見られないので、昔のSATCファンなら

無料お試し期間に見るのをぜひぜひおすすめします。

 

セックス・アンド・ザ・シティ (字幕版)